サルモネラ食中毒 |
食中毒の多くがサルモネラ菌によっておこります。
ハトの2%がこの菌を保有し、そのフンから食中毒が起こっています。 |
アレルギー |
羽や乾燥したフンにより、喘息発作を伴う重いアレルギーを起こすことがあります。
また、伝書鳩の飼育者の中には、ハトの排泄物中の抗原を吸入することによって、抹消ガス交換組織を侵す肺疾患を発生することがあります。 |
オウム病 |
鳥と人との接触により人間に感染することがあり、これはウイルスによって起こり、
軽症のものは風邪に似た症状ですが、重くなると肺炎のような症状を呈します。 |
クリプトコッカス病 |
Cryptococus neofomansという真菌症の一種で、人が感染すると軽症の場合は皮膚炎程度、重症になると脳、脳髄膜炎に病巣を作り死を伴うこともあります。 |
ニューカッスル病 |
ハトを含む多くの鳥がこの菌を持ち、呼気沫や外部寄生虫の媒介によって発病します。
人間に感染すると急性類粒結膜炎を引き起こします。 |
トキソプズマ症 |
Toxoplasma gondiiという原虫が原因で起こります。妊婦がこの原虫の胎盤感染を受けると流産し、また、出産しても生まれた子供に脳障害を生じることが多い危険な病気です。 |