|
建物の外壁と窓の間に約40㎝ほどの隙間がありました。
奥行きはおおよそ4mほどで、その奥につがいが営巣をしておりました。
写真では暗く見えにくいですが、窓枠のところに1羽とまっています。
このように、ブラインドを常に下ろした状態で、ベランダに人の出入りもほとんどない状態では、一度飛来し始めたハトが縄張りとして意識しやすい状態となります。
|
最初にとまり始めたころに、放っておかず、追い払うようにしておかないと定着しやすくなります。 |
|
|
外壁の出っ張り部分にちょうどハトが止まりやすい場所があり、そこに止まったハトが自分の営巣場所に戻る前に、その場所を警戒しているところです。
このあと、ベランダ部分に下りてきて営巣場所にもどります。
|
|
{
営巣場所手前の部分です。
フンの量もかなり多く、お伺いしたところこの場所でもう何回もヒナが巣立っているそうでした。
このように、外部から見えにくく奥まっていて、なおかつ出入りがしやすく、そして雨もしのげるという、ハトにとって最高といってよい営巣環境であります。
こういった場合、施工後の再飛来がかなり懸念されますので、徹底した塗布作業が必要となります。 |
|
|
|
ハートジェルを塗布したあとです。
ちなみにこの場所から45リットルのゴミ袋で約4袋のフンを回収しました。 |
|
営巣場所に戻る際に、最初に降り立つ部分でしたので、ここはハートジェルを太めに塗布しました。
しかし、この施工後約2週間後に再飛来があり、この部分と前出の入り口部分には、養生しなおしてハートジェルをかなり多めに塗布しました。 |
|
|
|
塗布作業中の様子です。
当日は気温が低かったので、若干ハートジェルが硬くなっており、専用ガンのグリップが重たかったです。
比較的、作業のしやすい現場であったのが救いでした。 |
|
※2007年の1月末現在で、最初の施工後から2回再訪して追加塗布をおこなっています。
ハートジェルの効果は十分出ていますが、営巣し始めてからかなり期間がたっていることと、子育て中だったこともあり、つがいの2羽だけが時々再飛来している状態です。
しばらく様子を見て1ヵ月後ぐらいに再度、ハトによって踏まれて減ったハートジェルの追加をおこなう予定です。
|
|
|