予想外!(またひとつ勉強しました…) |
こちらのマンションは、かなり以前からハトの飛来に悩まされており、居室の
ベランダ側には全面ネットを敷設しております。
そのため、ベランダへの飛来は
なくなっていたのですが、屋上の最上部、写真の赤い部分へハトが集中して
とまる状況になっていました。
そして、庇部分にとまったハトのフンが真下の
ベランダに落ちて困っていたのであります。
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現場を確認した結果、この赤い部分の水平面にハートジェルを塗布すれば、
かなりハトの飛来を防止できるであろうと考えました。ベランダ側(東側)のみの
作業です。 |
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無事、塗布作業を午前中に終わらせて、
現場を後にしました。 |
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ところが、その日の夕方、ご依頼先の方からお電話がありました。
「まだ、ハトがとまっている…」とのご連絡です。
かなり丁寧に塗布したつもりでしたので、おかしいなぁと思いながら、翌朝、現場にお伺いしました。
そして、先方が昨夜撮って下さっていた写真を拝見しました。 |
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夜間の写真で、このままでは分かりにくいと思いますので、明るさを調整してみます。↓ |
お分かりになるでしょうか?
我々がハートジェルを塗布した水平面の外側、約45度ぐらいの傾斜のある庇部分にハトが10羽ほど、かたまってとまっています。
実はこの場所は、作業前の現場確認のとき、「ここにはとまらないでしょうから、やらないでもいいでしょう」と我々が判断した場所でした。
このハトの足の踏ん張り方、いかがですか?
なんでこんな場所に好き好んでとまってるんだろう、と正直、苦笑してしまいました。 |
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笑ってばかりもいられませんので、再度準備してこの場所にハートジェルを塗布することにしました。
若干、庇の外へ身体を乗り出して塗布することになりますので安全対策をして作業しました。 |
屋上側から見るとあまり傾斜を感じないと思いますが、 …実際は、↓ このくらいあるのです。 |
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安全帯と落下防止用のロープで安全を確保して、作業しました。 |
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かなり傾斜がありますので、
雨によるハートジェルの落下を懸念して、
傾斜に沿って縦に塗布することにしました。
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今回の反省点としては、
現場確認の際、飛来場所を目視確認できなかった場合の調査不足があったということです。
今後は必ずハトの姿を確認して、思い込みを排除して作業にあたりたいと思います。
また、ひとつ勉強いたしました。 |
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